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妊婦(妊娠中)の悩み

妊娠中における冷えについて!胎児に影響は?妊婦の冷えの原因と対策について

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妊娠中は体がほてって汗をかきやすくなります。

これにより、普段は体の冷えを感じる人も、妊娠をすると症状が改善することがあるようです。

しかし、油断は大敵です。

妊娠中は自覚のない状態でも冷えが進行していきます。

冷えは母体と胎児にあらゆる悪影響をもたらすと言われていますので、注意が必要です。

今回は妊娠中における冷えについてお伝えします。

赤ちゃんへの影響とその原因と対策を確認しましょう。

妊娠中の冷えが母体と胎児に及ぼす影響

妊娠中の冷えは、さまざまな異常を誘発すると言われています。

ますは、妊娠中の冷えが引き起こす症状はどんなものがあるのか見てみましょう。

冷えが引き起こす妊娠中の様々な症状

冷えに悩んでいる方はもちろん、冷えの自覚がない人にとってもこれらのトラブルは起こりえますので、しっかり確認しましょう。

  • 早産
  • 切迫早産
  • 微弱陣痛
  • 免疫力低下
  • 膜内の自浄作用低下
  • 腹部膨満感
  • 下肢のむくみ
  • 目まい
  • 立ちくらみ
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 腰痛
  • イライラ感

冷えは、妊娠中に感じる倦怠感やイライラ感といった精神面でのストレスをさらに増加させると言われています。

これは血液の循環が悪くなり、卵巣機能に悪影響を与えてホルモンバランスが乱れることが原因です。

腹部の膨満感や足のむくみ、目まいや立ちくらみも血液の循環障害からくるトラブルになります。

そしてさらに深刻なのは、早産や切迫早産のリスクが高まることと微弱陣痛や免疫力の低下、膜内の自浄作用低下を引き起こすことです。

免疫力の低下や膜内の自浄作用の低下は、母体と胎児に重大な影響を及ぼす感染症へと繋がり、妊娠の継続を難しくします。

つまり、妊娠中の冷えは早産リスクを高め、安全な出産を妨げるのです。

冷えによって高まる早産リスク

早産と冷えの関係は、あらゆる研究で言及されています。

中でも、以下の2つによる早産誘発リスクは必ず確認すべき点でしょう。

  • 前期破水
  • 絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)

前期破水

医療の進歩により分娩時の異常は減ってきています。

しかしながら、早産率は増加傾向にあり、早産のうち30%は前期破水が原因です。

この前期破水とは陣痛の前に起こる破水のことで、母子ともに細菌感染などの危険性があります。

その為、前期破水が起きた場合は、大至急病院へ向かう必要があります。

このように早産と細菌感染リスクを伴う前期破水ですが、その発生率は妊娠中の冷えと大きく関係しているということがわかりました。

妊娠37週未満の前期破水

以下は、妊娠37週未満の前期破水と冷え症についての研究結果を引用したものです。

「pPROM(妊娠37週未満の前期破水)のうち、冷え症の女性は30名(75.0%)であり、冷え症でない女性は10名(25.0%)であった。」

「PROM(妊娠37週以降の前期破水)では、冷え症の有無における有意差はなかった。

つまり、pPROMでは冷え症による影響が大きいことが推測される。」

<引用:妊婦の冷え症と前期破水における因果効果の推定/日本助産学会誌

ゆえに、前期破水が原因となる早産は、母体の冷えによってリスクが高まると言えるでしょう。

前期破水は命に直結する合併症も多く、母体と胎児の命に大きく関わります。

母体側の合併症としては、子宮内感染、常位胎盤早期剥離、臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)などがあり、胎児側でも、胎児感染、胎便吸引症候群などがあります。

妊娠37週未満の前期破水は、絶対安静が必要となり、場合によっては胎児心拍数モニターの装着なども必要になります。

その他にも、帝王切開や陣痛促進剤の使用など、リスクだけでなく母体への負担、不安やストレスも膨大です。

絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)

血液の循環障害は妊婦に多く見られ、この障害の結果として免疫力や自己治癒力、膜内の自浄作用力の低下が引き起こります。

そして、それら機能の低下によって細菌の感染を防げなくなることは、絨毛膜羊膜炎に繋がるとされています。

絨毛膜羊膜炎は早産の重大な要因として知られており、膜内が細菌に感染し炎症を起こしている状態です。

38度以上の母体発熱や母体頻脈、胎児頻脈、子宮収縮、羊水の膿性混濁、悪臭などが発生することがあり、胎児に感染した可能性がある場合は妊娠の継続が難しくなるでしょう。

絨毛膜羊膜炎の症状に伴って切迫早産の症状が現れることが一般的ですが、絨毛膜羊膜炎の自覚症状がなく突然切迫早産の症状が現れることも多いので対処が遅れることも多くなります。

冷えは難産を招く

妊娠末期の時点で血液の循環が順調でない初産婦は、難産となる可能性が高くなります。

以下は、冷えの有無と分娩時間、出血量、感染症発症割合などを比較した表です。

  冷えあり 冷えなし
平均分娩時間 10.1時間 8.2時間
(分娩時)平均総出血量 466.6ml 382.4ml
感染症あり 58.3% 41.7%
微弱陣痛 65.3% 34.7%
遷延分娩(長時間分娩) 67.7% 32.3%

<引用:妊婦の冷え症と前期破水における因果結果の推定/日本助産学会誌

上記の表では、分娩時間、出血量、感染症、微弱陣痛、遷延分娩とすべての項目において、冷えのある妊婦の方が冷えのない妊婦よりも悪い結果がでています。

つまり、妊娠中、特に妊娠末期の冷えは難産リスクを高めるのです。

難産になると母子ともに危険が大きくなるため、この結果は冷えのある妊婦にとってとても不安でしょう。

妊娠中の冷えを改善させることは、安全なお産のために欠かせないことだと言えます。

妊娠中の冷えの原因と対策

妊娠中の冷えはさまざまなトラブルを引き起こすことがわかりました。

特に早産、感染症、難産については深刻な問題です。

では、これら不安要素を解決するには、どうしたらよいのでしょうか。

妊娠中の冷えの原因を知り、その対策を確認しましょう。

妊娠中の冷えの原因

妊娠をすると子宮が増大し、下大静脈を圧迫してしまいます。

すると、骨盤内の血液循環が悪化し、下半身の体温が低下してしまうのです。

妊娠が継続していくと、当然ながら状態は悪化していく可能性があるので、妊娠中の冷えを楽観視してはいけません。

妊娠中の冷えに対する自覚症状と判断基準

助産院などでは、安全なお産のための体づくりを目的として冷え対策の指導を積極的に行っているところもありますが、世間的にはあまり浸透していません。

そのため、ご自身で症状を把握し、早期にケアをすることが必要です。

妊娠中における冷えの自覚症状について

妊娠中の冷えは自覚症状が伴わないこともよくあるので、注意が必要です。

以下に、妊娠中の冷えにおける自覚症状の出方についてまとめました。

  • 妊娠初期は汗をかきやすくなり、妊娠後に冷え性が軽くなったと感じる人が多い
  • 妊娠前半は体温が安定せず、身体がほてるため、冷えの自覚症状は感じにくい
  • 妊娠後半は血流が悪化するため冷え性も悪化しやすく、冷えの自覚もはっきりする
  • 妊娠前の冷え症による自覚症状と妊娠中の冷えの自覚症状は、必ずしも同じではない

妊娠中に冷えの自覚がない人はたくさんいます。

もともと冷え症だった人も、冷えとは無縁だった人も、妊娠中は子宮の増大により血流が悪化します。

冷えの自覚症状がなくても体温の低下は少なからず起きているはずです。

そして、妊娠中の冷えは早産や感染症、難産の危険性を高めます。

危険性を減らすためには自覚症状だけではなく、他の判断基準を持つことも必要です。

妊娠中における冷えの判断について

妊娠中の冷えの有無を判断する簡単な方法は、2つあります。

  • 腹部に冷えを感じるか
  • 下半身を触って冷たいか

冷え症の人は手足に強く冷えを感じますが、妊娠中の冷えの有無は腹部の冷たさでも判断することができます。

冷え症ではないが腹部は冷たく感じる、という人ははっきりとした自覚症状が出る前にケアを始めるべきでしょう。

また、妊娠中の冷えの原因は子宮の膨大による下大静脈の圧迫ですので、下半身の触診でも判断することができます。

ご自身で触れてみて判断に迷うようでしたら、早めに助産院などで相談するといいでしょう。

冷えは妊娠が進むにつれて悪化していきますので、早期に発見し、対策することが大切です。

妊娠中における冷えの対策

妊娠中の冷え対策としては、以下の通りです。

  • カーディガンやストールを持ち歩く
  • バランスの良い食事を心掛ける
  • 筋力を上げる
  • 足浴・腰浴をする
  • 温罨法(おんあんぽう)を取り入れる

気温や室温の変化に対応できるように、カーディガンやストールを持ち歩くことはもちろん、日頃からバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

軽い運動をして筋力を上げるのも、冷え対策とお産時の体力づくりにいいでしょう。

また、足浴や腰浴、温罨法などで直接的に身体を温めるのも効果的です。

温罨法とは看護技術のひとつで、患部を蒸しタオル、湯たんぽなどで温めるというものです。

ご自宅でも簡単にできるのでおすすめです。

まとめ

  • 妊娠中の冷えは様々なトラブルを引き起こす
  • 冷えは早産、感染症、難産のリスクを高める
  • 妊娠前期は冷えの自覚症状がでにくい
  • 自覚症状がなくても冷えが進んでいる
  • 日頃から冷え対策をすることが大切

妊娠中の冷えはあらゆるトラブルに繋がります。

安全なお産のためにも、冷えから体を守ることが大切です。

また、妊娠前期はホルモンバランスの乱れから冷えの自覚症状は感じにくくなります。

自覚症状なしでも冷えは進行しますので、妊娠中は冷えやすいものとして日頃から意識する必要があるでしょう。

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