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妊婦(妊娠中)の悩み

妊娠に伴ううつ病の症状について!対処法は?葉酸サプリが有効?

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妊娠中に、うつ病になってしまう女性は少なくありません。

しかし、ほとんどの妊婦さんが、気持ち的な問題かなと何の対処もしないことが多いです。

赤ちゃんのためにも、心身ともに健康な妊婦生活を送ることが大切でしょう。

妊娠うつにも、葉酸サプリが効くという噂がありますが、はたして本当でしょうか。

今回は、妊娠に伴ううつ病に葉酸サプリは有効なのか、また対処法についてご紹介します。

妊娠に伴ううつ病には葉酸サプリが有効?

結論からいいますと、葉酸サプリは妊娠に伴ううつ病への効果が多少なりあると言えるでしょう。

葉酸サプリには葉酸塩という成分が含まれており、その葉酸塩がうつ病に効果をもたらします

葉酸塩とは、DNAと他の遺伝子物質を合成する働きがあるので、人間の体に必要不可欠な栄養素です。

体内の細胞分裂をする働きも葉酸塩にはあります。

葉酸塩がうつ病に効く!

葉酸塩の血中濃度が低くなると、うつ病にかかりやすくなるのです。

また、葉酸塩が足りてないと、抗うつ剤による治療の効果が正常な人に比べて現れにくくなる恐れがあります。

そのことから、葉酸サプリを摂取することで、抗うつ剤が有効にききやすくなる可能性があるのです。

ただし、葉酸サプリの摂取は、葉酸塩のレベルが正常の人と、葉酸が欠乏している人のどちらにも効果があるとは、明らかになっていません。

うつ病の人が、通常の治療と葉酸サプリを併用した場合にどのような効果をもたらすか、研究が続けられています。

<参照:葉酸塩 | 海外の情報 | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

本来の葉酸サプリを飲む意味!

葉酸サプリを飲む意味は、妊娠に伴ううつ病に効くからではなく、他に理由が2つあります。

生まれてくる赤ちゃんの障害リスクを下げるためと、母体の健康のためです。

葉酸サプリを妊娠前から妊娠3か月まで飲んでおくと、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを下げられます。

また、葉酸は赤血球を成熟させるのに必要不可欠な栄養素ですので、母体の健康のためにも、妊娠中から授乳中まで飲む意味があるのです。

葉酸サプリが、科学的に証明されている効果はこの2つです。

妊娠に伴ううつ病の治療にも用いられるかどうかは、研究が進められています。

妊娠に伴ううつ病の症状

うつ病とは、現代人がよく起こす病気で、女性は5人に1人が一生のうちに1度はうつ病になるといわれているのです。

うつ病の特徴的な症状は、自分自身、または自分の置かれている状況を悪くとらえるようになりその思い込みが強くなります

中でも妊産婦のおちいりやすいうつ病による考え・気持ちは、以下のようなものです。

  • 子供を産んで子育てすることに自信が持てない
  • 待ち望んでいたのに、赤ちゃんの世話が面倒に感じる
  • 赤ちゃんをかわいく思えない

このようなことを考えて、「自分は母親失格だ!」と自分を責めるようになってきます

すると、睡眠障害や食欲不振などを起こし、元気がなくなってしまうのです。

このように、自分を責める気持ちが強まってしまうと、「自分は母親失格だから、この世にいる必要がない」などと、困った発想に発展していってしまいます。

妊娠に伴ううつは、このようにママ本人が非常に苦しい思いをするだけでなく、さらに赤ちゃんの発育にも影響が出てしまうこともあるのです。

うつ病の前兆をとらえよう

うつ病の主な症状である「憂うつ感」の特徴をご説明します。

  • 楽しみや喜びを感じれなくなった
  • 良い事が起きても気分が晴れない
  • 好きなことや趣味も楽しめない

普段なら楽しめることや、喜ばしい事があっても憂うつな気分を感じ続けてしまったり、好きなことや趣味をやっても楽しめず疲労感しか感じなくなり、これが2週間以上続いた場合はうつ病の前兆とされるのです。

憂うつになった出来事が解決しても、気分が晴れない場合は、うつ病になりえてしまいます。

早い時点で気づくことができれば、うつ病の発症を未然に防げるかもしれません。

<参照:「うつ病とは?」厚生労働省

周りの人が気づいてあげることが大事!

妊産婦さんが、このように辛い状況におちいっていても、周りの人はその気持ちを軽視しがちでしょう。

また妊産婦さん本人が、「調子が悪いのは、自分がダメな母だからだ」、「この悩みは周囲の誰も解決してくれず、自分にしかわからない」という様に決めつけてしまい、相談しないことも多くあります。

また、妊娠中や授乳中に治療を受けに行き薬を飲んだら、赤ちゃんに悪影響になると心配して、病院に行かず放置してしまいがちなのです。

そのようなことから、うつ病になっている妊産婦さんの多くが、適切な治療を受けれていない現状があります。

適切な治療を受けましょう!

うつ病を放置してしまうと、重症化してしまったり、繰り返し再発するようになってしまうのです。

もちろん赤ちゃんへも悪影響を及ぼします。

重症化すると「この世から消えたい」というように考え、自殺をはかったり、赤ちゃんに手をかけてしまうなど、最悪な方向にいってしまう場合もあるのです。

妊産婦がうつ病になった場合は、専門医による適切な治療を受けることが、本人と、赤ちゃん、家族にとって重要でしょう。

ストレスがうつ病の原因!

女性は、妊娠・産後にうつ病を引き起こしやすいのです。

この時期は普段よりもストレスが何かと多くなりますが、そんな時に周囲のサポートを十分に受けれないといった場合に、うつ病になりやすいと考えられています。

また妊娠・出産時にストレスを感じやすくなる理由として、この時期は女性ホルモンが大きく変化することで、ストレスに耐えるための脳の抵抗力を低下させてしまうからです。

そうしてストレスを処理できなくなった脳は、機能不全を起こします。

そうなると、物事を悪いほうへとらえるようになるのです。

この状態になった妊産婦は、「あれもこれもやらなくてはいけない」と無理な計画を立ててしまったりと、責任感から悪循環が生じ、うつ病となります。

妊婦のストレスが胎児に与える影響

母体の精神的ストレスは、胎児にも悪影響を与えてしまうのです。

妊娠中の精神的ストレスは、胎児に精神疾患などの障害をおわせてしまう恐れがあります。

母体のストレスは、うつ病となるだけでなく赤ちゃんに以下の障害リスクがあるのです。

  • 統合失調症
  • 発達障害
  • 自閉症
  • 多動性障害(ADHD)

これらの障害は、胎児のときに母が精神的ストレスを追っていた割合に高く、現れています。

<参照:妊娠期の母体ストレスと脳機能形成異常 日本衛生学会

妊婦が感じやすいストレス

妊娠初期には、妊娠の経過や胎児の発育を心配してストレスを感じる妊婦さんが多いです。

妊娠後期ですと、妊娠による体の変化で妊娠の痕が残ってしまわないか、また出産後に育児をうまくこなせるか、不安を抱えストレスになる方が多くいます。

また、胎児や自分自身に感じる心配や不安だけでなく、周りの方のサポートに対して、とくに夫への日常的ストレスを感じている妊婦さんも少なくありません。

夫の理解が足りない、夫が胎児に興味を示さないなどの夫の態度が、ストレスを引き起こす原因ともなるのです。

家族や周りの方が理解を示し、サポートしてあげることで、妊婦の満足度が上がり、ストレスを低減させることができます

<参照:妊娠中のストレスとストレス対処に関する研究 熊本大学大学院生命科学研究部看護学講座

妊娠に伴ううつ病の対処法!

まずは、ご家族と一緒に専門医へ相談に行きましょう。

妊産婦さんを取りまく環境を専門医の元で整理していきます。

今やらなくても良い事、周囲のサポートを得れる事、など一人で抱え込んでいるものの環境を調整することが、最初にやるべき治療です。

一般的にうつ病には、抗うつ剤などの治療薬が使われますが、妊娠中・授乳中は薬を使うことに抵抗を感じるでしょう。

現代では、妊婦や授乳婦に治療薬を使って場合の医療情報が蓄積されつつあります。

どの時期に、どの様な副作用が考えられ、どの程度の頻度で起こる可能性があるかというのがわかってきているのです。

また、薬を使わなくても、心理療法で妊産婦のうつ病に効果が確認されているものもあります

妊産婦のうつ病治療で大切なこと!

妊産婦さんがうつ病になってしまったら、妊産婦さん本人やご家族が専門医と話し合いを納得できるまで行うことが大切です。

その人と取り巻く環境によって、合う治療法は異なるでしょう。

その人に合った治療を選択できるよう、専門医に十分相談してみてください。

<参照:「妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療」厚生労働省

まとめ

  • 葉酸サプリには葉酸塩という成分が含まれており、その葉酸塩が妊娠に伴ううつ病に効果をもたらす
  • 葉酸塩の血中濃度が低くなると、うつ病にかかりやすくなる
  • 葉酸サプリを摂取することで、抗うつ剤が有効にききやすくなる可能性がある
  • うつ病になると自分自身、または自分の置かれている状況を悪くとらえるようになりその思い込みが強くなる
  • うつ病を放置してしまうと、重症化してしまったり、繰り返し再発するようになってしまう
  • 周囲のサポートを十分に受けれないといった場合に、うつ病になりやすい
  • 精神的ストレスは、母体がうつ病になるだけでなく胎児の精神障害リスクをたかめてしまう
  • うつ病の治療の第一歩は今やらなくても良い事、周囲のサポートを得れる事、など一人で抱え込んでいるものの環境を調整する
  • 妊産婦さん本人やご家族が専門医と話し合いを納得できるまで行うことが大切

このようにうつ病とは、精神的な弱さなどではなく病気です。

決して軽視してはいけません。

妊婦さん本人が頑張っても、解決しにくい病ですので、周りの方のサポートが大切なのです。

妊娠中は何かと責任を感じストレスをため込みがちですが、なるべく気を楽に持って、心身ともに健康に、赤ちゃんを楽しみに待ちましょう。







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