葉酸サプリの選び方と基礎知識

妊娠中におけるセレン摂取の効果について!葉酸サプリにセレンが配合されている場合は配合量に気をつけよう!

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妊娠中の食事内容は、ママの健康管理のためにも赤ちゃんの正常な発育のためにも重要です。

妊娠中に摂取すべき栄養素に関して、正しい知識を入れておきましょう。

今回、注目する栄養素はセレンです。

セレンは妊娠中に必要なミネラルの一つなのですが、一方で毒性が強い元素としても知られています。

セレンが配合されていない葉酸サプリもありますが、葉酸サプリで摂取しなくてよいのでしょうか。

また逆に、セレンが配合されている葉酸サプリを摂取しても大丈夫なのでしょうか。

今回は、妊娠中・授乳中におけるセレン素摂取についての解説をしていきます。 

妊娠中のセレン摂取について

セレンは1987年に発見された元素で、昔から毒性が強い元素として知られていました。

しかし比較的最近になって、セレンは人にとって必須な微量元素であることがわかったのです。

セレンは体内で酸素やタンパク質の一部を構成しており、抗酸化反応において重要な働きをしています。

しかし毒性が強く必要とされる量と中毒となる量との差がとても小さいので、サプリメントなどで摂取する場合には注意が必要です。

通常ですとセレンは藻類、魚介類、肉類、卵黄などの食品に豊富に含まれているので、通常の食事で不足することはほぼないでしょう。

妊娠中は胎児と胎盤に必要な量と、妊娠中に生じる血液増加量に伴って付加的にセレンを摂る必要があります。

妊娠中・授乳中におけるセレンの摂取量

次に、セレンの摂取量についてです。

妊娠中・授乳中にセレンは通常よりも付加する事が推奨されています。

具体的には以下の通りの数値です。

セレン摂取量の目安

セレンの推奨摂取量について、具体的には以下の通りです。

  推奨摂取量(μg/日)
成人女性 25
妊婦 +5
授乳婦 +20

<参照:葉酸は妊娠中も必要?妊婦に必要な栄養成分について!

厚生労働省で設定されているセレンの1日あたりの摂取推奨量は成人で25μg、妊娠中で5μgの付加、授乳中で20μgの付加となり、授乳中においては通常よりも倍近く摂取する必要があります。

セレンの過剰摂取のリスク

セレン摂取の耐用上限量は成人女性で350μg/日です。

セレンは毒性が強い上に、必要量と中毒量の差が小さいのでサプリメントでの安易な摂取には注意しましょう。

慢性的にセレンを過剰摂取してしまうと、以下のような症状が見られます。

  • 爪の変形や脱毛
  • 胃腸障害
  • 下痢
  • 疲労感
  • 焦燥感
  • 末梢神経障害
  • 皮膚症状

またセレンをグラム単位で摂取してしまうと、重症の胃腸障害や神経障害、心筋梗塞、腎不全などを引き起こしてしまいます。

ですから摂取量をしっかりと管理し、セレンが過剰摂取にならないように気をつけましょう

妊娠中におけるセレンの効果

妊娠中または授乳中におけるセレン摂取効果はどのようなものがあるのでしょうか。

セレンはビタミンEやスーパーオキシドジスムターゼ (SOD) などと同じく、抗酸化システムにおいて重要な役割を担っているのです。

その他、スコルビン酸の再生や甲状腺ホルモンの活性化、また代謝に関する酵素を構成している成分でもあります。

このようにセレンの働きや効果はわかりにくいかもしれませんが、健康のために欠かせない成分なのです。

セレンはママの健康のためにも、赤ちゃんの適正な発達・発育にとっても必要な成分でしょう。

妊娠中・授乳中のセレン不足が及ぼす影響

次に、妊娠中・授乳中におけるセレン不足はどういった影響が出てくるのでしょうか?

セレンが不足してしまうと、過酸化物によって細胞障害が起こると考えられています。

しかし通常の食生活でセレン不足が起こることは、日本ではほとんどありません

セレン不足は、土壌中のセレン濃度が極端に低い地域で問題となるのです。

例えば低セレン地域の中国東北部では、セレン欠乏症による心筋症の一種の克山病があります。

また同じく低セレン地域の中国北部やシベリアの一部では、地方病性変形性骨軟骨関節症であるカシン・ベック症が思春期の子供に現れており、セレン欠乏が関係しているのではないかと示唆されているのです。

この他にも完全静脈栄養施行時にセレンが不足すると、下肢の筋肉痛、皮膚の乾燥、心筋障害などが起こるという報告があります。

さらにセレンの含有量が少ない食事を摂っている方は発ガンのリスクが高いことも示唆されているのです。

日本ではセレン不足が問題になることはほとんどありませんが、妊娠中は付加的に必要となりますので不足しないように注意しましょう。

セレンを多く含む食品

ヨウ素を食品から摂取する場合、どういったものから摂取できるのでしょうか?

具体的には以下の食品です。

植物性食品

食品 セレン(μg/100g)
食パン 24
糸引き納豆 16
マッシュルーム(生) 14
青えんどう(乾燥) 11
ごま(乾燥) 10
米みそ(淡色辛みそ) 9
あおのり 7
ほしひじき 7
豆腐(木綿) 4
精白米 1

動物性食品

食品 セレン(μg/100g)
かつお節 320
うに 220
あんこう(肝) 200
かつお(秋採り) 100
豚レバー 67
鶏卵(全卵) 32
脱脂粉乳 27
豚肉(もも 脂身なし) 23
鶏肉(ささ身 若鶏) 22
わかさぎ 22

セレンは、これらの食品から多く摂取する事ができます。

しかし食品中のセレン含有量は、産地の土壌中のセレン濃度により異なるでしょう。

また、飼育飼料のセレン含有量によっても大きく変動します。

セレン摂取の注意点

セレンは自然界に広く分布しており、様々な食品にも含まれています。

通常の食事を摂取して入れば、不足することはほとんどありません。

成人女性のセレン摂取推奨量量は、25μg/日です。

セレンは現在国民健康・栄養調査の調査項目には入っていないのですが、日本人の平均摂取量は約100μg/日というデータがあります。

成人女性の摂取推奨量を十分満たしているのがわかるでしょう。

セレンは、不足しても過剰となっても障害が生じてしまう栄養素です。

毒性があることから、水質汚濁や土壌汚染に係る環境指定項目ともなっています。

摂取量には十分注意してください。

葉酸サプリにセレンが入っていなくても問題なし?

葉酸サプリによっては、セレンが入ってないものがあります。

葉酸サプリにセレンが入っていなくても、問題はありません

セレンは、通常の食事で摂取目安量を補えるでしょう。

セレンが配合されている葉酸サプリを敢えて選ぶ必要はないのです。

またセレンが配合されている葉酸サプリを選ぶ場合は、配合量に気をつけましょう。

迷った場合は、お医者さんや薬剤師にご相談し葉酸サプリを選んでください。

まとめ

  • セレンは体内で酸素やタンパク質の一部を構成しており、抗酸化反応において重要な働きをしている
  • 毒性が強く必要とされる量と中毒となる量との差がとても小さいので、サプリメントなどで摂取する場合には注意が必要
  • 通常ならばセレンは藻類、魚介類、肉類、卵黄などの食品に豊富に含まれているので、通常の食事で不足することはない
  • 妊娠中は胎児と胎盤に必要な量と、妊娠中に生じる血液増加量に伴って付加的にセレンを摂る必要がある
  • セレンはママの健康のためにも、赤ちゃんの適正な発達・発育にとっても必要な成分
  • 日本ではセレン不足が問題になることはほとんどないが、妊娠中は付加的に必要となるので不足しないように注意が必要
  • 葉酸サプリにセレンが入っていなくても、問題はない
  • 葉酸サプリにセレンが配合されている場合は、配合量に気をつける

ママの健康にとって、セレンは必要不可欠な栄養素です。

ですが、毒性が強いので過剰摂取には注意しなければなりません。

必要量と毒性発現量の差は小さいので、サプリメントなどで付加的に摂取する場合は慎重になってください。

妊娠中・授乳中は赤ちゃんにとって大切な時期ですので、迷った場合はお医者さんにご相談しましょう。

日本では基本的に通常の食事を摂っていれば、セレンが不足することはほとんどありません。

バランスの良い食生活を心がけましょう。

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