葉酸サプリの効果と効能

葉酸摂取がダウン症の予防になるって本当?高齢出産の方は要注意

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妊活・妊娠時の不安の一つに赤ちゃんがダウン症である可能性へ心配があるのではないでしょうか。

葉酸を摂取することによるダウン症児妊娠の確率を低減化する可能性を示す研究結果が出されています。

今回は葉酸とダウン症予防の関連性を研究結果の一例などを紹介しつつ説明していきます。

葉酸摂取がダウン症の予防になるって本当?

まず勘違いされやすいのが、葉酸がダウン症の予防に直接的に働きかけるという研究結果が出ているわけではありません。

この点で他のサイトで間違った記事がいくつか見受けられました。

しかし、葉酸がダウン症の予防になるという点においては間違っているとは言い切れません。

その説明をしていきます。

葉酸と神経管閉鎖障害

厚生労働省のページにこのような記載があります。

少々長いですが引用します。

葉酸と神経管閉鎖障害

葉酸は細胞増殖に必要なDNA合成に関与しています。

またホモシステインというアミノ酸の一種が蛋白質の合成に必要なメチオニンという必須アミノ酸に変換される過程に必要とされます。

妊娠初期は胎児の細胞増殖が盛んであるため、この時期に葉酸摂取が不足すると胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることが示唆されています。

神経管閉鎖障害とは脊椎の神経管の癒合不全による先天異常であり、日本では神経管閉鎖障害のうち脊椎に癒合不全が生じる二分脊椎が大部分を占めます。

日本における二分脊椎の発症率は1999-2003年で出生1万対5.12であることが国際クリアリングハウスにより報告されています。 過去において欧米諸国では神経管閉鎖障害の発症率が高率であったこともあり、発症リスク低減に対する葉酸の効果について、大規模な疫学研究が数多く行なわれました。

それらの研究は受胎前後における充分な葉酸の摂取により、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが大幅に減少することを示しました。

そこで世界各国で妊娠を希望する女性に対してサプリメントなどの栄養補助食品からの葉酸摂取に関する勧告が出され、また葉酸を添加した食品も普及しました。

その結果、欧米諸国での神経管閉鎖障害の発症率は近年著しく減少しています。

こうした背景から、日本でも2000年に厚生労働省から神経管閉鎖障害のリスク低減のために妊娠の可能性がある女性は通常の食事からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂取するよう通知が出されました。

<参照:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット 情報提供

このように厚生労働省では神経管閉鎖障害の予防に葉酸の摂取を進めていますが、ダウン症については一言も述べてはいません。

では葉酸とダウン症予防との関連性とは何なのでしょうか?

以下で説明していきます。

葉酸摂取によるダウン症予防

北海道大学の論文にこのような記述があります。

神経管閉鎖障害児出産経験と21-トリソミー児(ダウン症候群児)出産経験

ダウン症児を出産した母は異常葉酸代謝の可能性が高いことを指摘する論文があるため、以下の検討がなされた。

神経管閉鎖障害児出産経験のある母親493名(イスラエル)の当該妊娠以外の妊娠1492回でのダウン症児出産頻度について検討したが、期待値は1.9であるところ、実際には11回のダウン症児妊娠があった。

すなわち、神経管閉鎖障害児出産経験のある母親はそうでない母親に比して5.8倍ダウン症児妊娠の危険が高い可能性を示した。

また別の集団(ウクライナ)の当該妊娠以外の妊娠1847回について神経管閉鎖障害児出産経験について検討したが、期待値は1.4であるところ、7回の神経管閉鎖障害児妊娠があった。

すなわち、ダウン症児出産経験のある母親はそうでない母親に比して5.0倍神経管閉鎖障害児妊娠の危険が高い可能性を示した。

この研究は、まだ証明はされていないが、葉酸服用はダウン症児妊娠の危険を低減化する可能性をしめしている。

葉酸摂取のすすめ-北海道大学

この論文に記されているように、葉酸摂取によるダウン症予防の根拠はまだ証明されていません。

しかし、イスラエルとウクライナでの検討結果から十分に葉酸摂取がダウン症児妊娠の予防に効果を及ぼす可能性が示されています。

  • 葉酸の摂取が神経管閉鎖障害の発祥予防に効果がある事は厚生労働省で示されてる
  • 神経管閉鎖障害の発症とダウン症児妊娠の関連性についてはイスラエルとウクライナでの検討から示されている

このことから、葉酸の摂取は神経管閉鎖障害の発症を予防するのに効果がある。

すなわちそれは葉酸の摂取ダウン症児妊娠を予防するということに関連付けられる訳です。

高齢出産はダウン症の確率が上がる?

関連して、高齢出産とダウン症の関連性についても述べていきます。

高齢出産とは35歳以上での出産のことを指します。

ダウン発生率を見てみると

  • 25歳 1/1250
  • 30歳 1/952
  • 35歳 1/270
  • 40歳 1/90
  • 45歳 1/30

<参照:「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会」-厚生労働省

25歳でのダウン症発生率は1/1250に対して、45歳では1/30となっています。

かなりの差がありますね。 

高齢出産になるほど、やはり葉酸の摂取がより欠かせないものとなっていきます。

高齢出産となると自然妊娠確立も下がっていきます。

そこで、高齢者出産の方にはイソフラボン配合の葉酸サプリをおすすめします。

イソフラボン配合の葉酸サプリは高齢出産向けに製造されていますから。

まとめ

  • 葉酸がダウン症予防に直接作用するという研究結果は無い
  • 神経管閉鎖障害の発症とダウン症発症の関連性の研究結果は有る
  • そのことから間接的に、葉酸とダウン症予防を関連付けることが出来る
  • 高齢出産にはイソフラボン配合の葉酸サプリがおすすめ

葉酸が直接ダウン症予防に働きかけるという研究結果はまだ出ていませんが、神経管閉鎖障害と葉酸の研究結果から関連付ける事が出来ます。

ですので葉酸がダウン症予防になるというのはあながち間違いではありません。

正しい情報を理解して、葉酸サプリを効果的に摂取していきましょう。

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